診療案内


  1. 検査について
  2. 特定健診・特定保健指導について
  3. 肝炎インターフェロン治療について
  4. 禁煙外来について
  5. 糖尿病のフットケアについて
  6. 花粉症について
  7. 便通異常外来について

検査について
  1.    消化管(胃腸)検査について
  2. 日本消化器内視鏡学会認定の専門医と認定検査技師(看護師)が検査・治療を担当しております。
    検査にかかる時間は個人差がありますが、当院では胃カメラ検査では平均3〜5分、 大腸カメラ検査では平均15〜30分程度です。
    オリンパス社最新のLUCERA内視鏡装置を採用して胃カメラ(食道・胃・十二指腸内視鏡) 検査と大腸カメラ(大腸,肛門内視鏡)検査を行っています。


    通常の経口内視鏡より観察能力はやや劣りますが、胃カメラではご希望に応じて細くて (先端外径約5mm)比較的検査が楽な経鼻内視鏡も選択できます。
    参考サイト:http://www.onaka-kenko.com/endoscope-closeup/endoscopy-qa/


  3.    レントゲン,エコー検査について
  4. レントゲン検査はコニカ・ミノルタ社の画像デジタル処理装置により迅速に結果の説明をします。
    参考サイト:http://konicaminolta.jp/healthcare/products/cr/index.html
    エコー装置はアロカ社SSD-3500SVを使用、肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓などの観察は もちろん、動脈硬化の目安となる頸動脈などの観察をします。


  5.    血液検査について
  6. 血液検査は貧血検査(赤血球,血色素量,ヘマトクリット量)以外に 糖尿病や脂質異常症(高脂血症),内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)関連の 生化学検査については院内の小型血液自動分析器で測定ができます。
    病院にある大型分析装置と同じ液状試薬を採用しているため、データの互換性があります。

    *血糖検査(血糖,HbA1c),脂質検査(中性脂肪,総コレステロール,HDLコレステロール, LDLコレステロール),肝機能検査(AST,ALT,γ-GTP)その他計22項目*


特定健診・特定保健指導について
糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病は突然発病する ものではなく、実は何年も前から健診でそのリスクを知ることができます。
また最近は内臓脂肪に注目した『メタボリックシンドローム』という言葉も日常で しばしば耳にするようになりました。

これらを早く発見して病気の芽を摘み取ることが、心筋梗塞・脳卒中・糖尿病などの 合併症を未然に防いで健康な生活を送る上で大変重要です。

平成20年4月から従来の健診にかわって特定健診が始まりました。
医療保険に加入している40歳〜74歳のすべての方に対して年に1回お知らせが 送られ、実施されます。また、75歳以上の方も申し込みをすれば受診ができます。

健診の基本的な内容は身体計測、問診、診察、検尿、血液検査程度であり、 何か異常を指摘された方にはいろいろな指導・支援がなされます。
これまで健診を受ける機会の少なかった方も、年に1回は自分の健康状態を チェックしてください。

そしてあなたも『40歳からの健康』を維持しましょう。

参考サイト:http://tokutei-kenshin.jp/
肝炎インターフェロン治療について
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスによる慢性肝炎・代償性肝硬変の方。
早期治療をうながして肝がんへの進行を未然に防ぐため、インターフェロン治療などに かかる費用を軽減する制度が兵庫県では2008年4月から開始され、同年5月から 受付が始まりました。
また、2010年4月からはB型慢性肝炎に対する核酸アナログ製剤治療についても 治療費を助成する制度が始まっています。

私(花房)は肝炎に対するインターフェロン治療が始まった頃から肝炎の治療に従事 していますが、有効性、費用の面からしてもこの治療を受けられるなら今がチャンスだと 思います。
ただし治療にかかる手間や時間、副作用についてある程度の心の準備が必要ですので、 詳細についてはご相談ください。

参考サイト:http://web.pref.hyogo.lg.jp/hw12/hw12_000000079.html
禁煙外来について
今から10年前には私も1日30〜40本のヘビースモーカーでした。
その頃すでにたばこの発がん性については明らかになっていましたが、 世間から冷たい目で見られる程度は今程ひどくありませんでした。

今たばこを吸っている方の多くは自分だけでなくまわりの人の健康にも良くないことを おそらく御存知だと思います。ただ、まったくやめる気にならないか、やめる方法がよく わからない、あるいはやめる自信がないのだと思います。

私もかつては何度も禁煙に失敗しました。
でも今は禁煙してよかったと心の底から思います。最近は禁煙を助ける飲み薬もあるし、 何と保険診療の範囲で禁煙ができるようにまでなりました。
つまり『たばこをやめられない=立派な病気』と認定されているのです。

その気のある方、当院では禁煙体験のあるスタッフがお手伝いします。
約3か月のコースです。
ただ、当然当院ではタバコは買うことも吸うこともできない点はご了解ください。

参考サイト:http://www.sugu-kinen.jp/
糖尿病のフットケアについて
国際糖尿病連合の統計では30秒に1本、世界のどこかで糖尿病の方の足が 壊疽(えそ)のために切断されているそうです。
糖尿病に伴って起こる神経や血管の障害、感染しやすさなどが足をむしばんで 起こる障害を『糖尿病性足病変』といいますが、その数は年々増えつつあります。
ただ、起こりはじめはちょっとしたひび割れや傷、爪の変化などにすぎないため、発見が 遅れやすいのです。

当院では糖尿病療養指導士が糖尿病の方の足のチェックをして、病変があれば いろいろのケアをすることによりあなたの足を守るお手伝いをします。

参考サイト:http://www.dm-net.co.jp/calendar/2008/02/006733.php
花粉症について
今や国民の5人に1人が花粉症と言われ、しかも年々その数は増え続けています。
花粉症の治療では、花粉の飛び始める前から症状を抑える薬(抗アレルギー剤)を 飲み始める”初期療法”が有効とされています。
また、症状ががひどくなればなるほど薬の効果が下がる傾向にあるため、仮に症状が 出現しても早めに治療を開始する必要があります。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどにいつもなやまされる方。
花粉の飛散情報をまめにチェックして今年の花粉症シーズンを楽に乗り切りましょう。

参考サイト:http://weathernews.jp/pollen/
便通異常外来について
  • 腹痛
  • 下痢、便秘
  • 便の残った感じ
  • おなかが張る感じ
  • ガス症状、おなかがゴロゴロ鳴る
  • おなかがなにか気持ちが悪い など、

おなかにかかわるつらい症状はだれでも一度は経験したことがあるはずです。
しかしそれが毎日あるいはしばしばおこるとどうでしょうか。
最近の調査ではこういった『便通異常』でなやんでいる方は人口の10〜20%も いらっしゃるといわれています。
「たかが下痢」「たかが便秘」と思っている方がいかに多いか、だれにも相談できず がまんしている方がいかに多いかをこの数字は示しています。

また、これら症状の原因は、生活習慣や痔疾患といったものから、 IBS(過敏性腸症候群)、IBD(クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患)、 大腸がんにいたるまで実に広い範囲にわたっています。
当院はこれらすべての原因について対応いたします。

いつまでもひとりでなやまず相談においでください。特別の予約は必要ありません。

参考サイト:http://ibsnet.jp