診療案内


  1. 特定健診について
  2. 禁煙外来について
  3. 花粉症について
  4. 便通異常外来について


特定健診について
糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病は突然発病する ものではなく、実は何年も前から健診でそのリスクを知ることができます。
また最近は内臓脂肪に注目した『メタボリックシンドローム』という言葉も日常で しばしば耳にするようになりました。

これらを早く発見して病気の芽を摘み取ることが、心筋梗塞・脳卒中・糖尿病などの 合併症を未然に防いで健康な生活を送る上で大変重要です。

平成20年4月から従来の健診にかわって特定健診が始まりました。
医療保険に加入している40歳〜74歳のすべての方に対して年に1回お知らせが 送られ、実施されます。また、75歳以上の方も申し込みをすれば受診ができます。

健診の基本的な内容は身体計測、問診、診察、検尿、血液検査程度であり、 何か異常を指摘された方にはいろいろな指導・支援がなされます。
これまで健診を受ける機会の少なかった方も、年に1回は自分の健康状態を チェックしてください。

そしてあなたも『40歳からの健康』を維持しましょう。

禁煙外来について
今から10年前には私も1日30〜40本のヘビースモーカーでした。
その頃すでにたばこの発がん性については明らかになっていましたが、 世間から冷たい目で見られる程度は今程ひどくありませんでした。

今たばこを吸っている方の多くは自分だけでなくまわりの人の健康にも良くないことを おそらく御存知だと思います。ただ、まったくやめる気にならないか、やめる方法がよく わからない、あるいはやめる自信がないのだと思います。

私もかつては何度も禁煙に失敗しました。
でも今は禁煙してよかったと心の底から思います。最近は禁煙を助ける飲み薬もあるし、 何と保険診療の範囲で禁煙ができるようにまでなりました。
つまり『たばこをやめられない=立派な病気』と認定されているのです。

その気のある方、当院では禁煙体験のあるスタッフがお手伝いします。
約3か月のコースです。
ただ、当然当院ではタバコは買うことも吸うこともできない点はご了解ください。

参考サイト:http://www.sugu-kinen.jp/
花粉症について
今や国民の5人に1人が花粉症と言われ、しかも年々その数は増え続けています。
花粉症の治療では、花粉の飛び始める前から症状を抑える薬(抗アレルギー剤)を 飲み始める”初期療法”が有効とされています。
また、症状ががひどくなればなるほど薬の効果が下がる傾向にあるため、仮に症状が 出現しても早めに治療を開始する必要があります。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどにいつもなやまされる方。
花粉の飛散情報をまめにチェックして今年の花粉症シーズンを楽に乗り切りましょう。

参考サイト:http://weathernews.jp/pollen/
便通異常外来について
  • 腹痛
  • 下痢、便秘
  • 便の残った感じ
  • おなかが張る感じ
  • ガス症状、おなかがゴロゴロ鳴る
  • おなかがなにか気持ちが悪い など、

おなかにかかわるつらい症状はだれでも一度は経験したことがあるはずです。
しかしそれが毎日あるいはしばしばおこるとどうでしょうか。
最近の調査ではこういった『便通異常』でなやんでいる方は人口の10〜20%も いらっしゃるといわれています。
「たかが下痢」「たかが便秘」と思っている方がいかに多いか、だれにも相談できず がまんしている方がいかに多いかをこの数字は示しています。

また、これら症状の原因は、生活習慣や痔疾患といったものから、 IBS(過敏性腸症候群)、IBD(クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患)、 大腸がんにいたるまで実に広い範囲にわたっています。
当院はこれらすべての原因について対応いたします。

いつまでもひとりでなやまず相談においでください。特別の予約は必要ありません。

参考サイト:http://ibsnet.jp